どうでも良さ気な設定覚書。
サウスポート11番ドック
港湾都市であるサウスリグリートの海沿いには、旧市街と呼ばれる半分水没したエリアがあります。人は住めなくなってしまっていますが、上手い具合に水没した背の高い建物とかを船渠として利用しています。11番は神殿でした。
ちなみにサウスポート(サウスリグリートの港)は1〜2番が自治政府公用ドック、3〜5番が私営大型ドック、それ以降がこんな感じの小規模民間ドックになっています。
別にこんな場所まで船渠として届け出ることもないんですが、登録しておくと船とか積荷の管理が楽(税関で入港場所を書かされたときにいちいち住所を書かずに、何番ドックって書けば済む)なので、とりあえず船つけるところは登録しとけ、という感じです。

疼く青
世界の中心にあり、天を穿つ、天見の塔。
特にキャラの設定はないけど、天まで届くような塔があったらいいと思う。
もっと高い予定だったけど、事故が相次ぎ建設中止。神の怒りに触れたといわれているとか。
それ以降ずっと上部は作りかけのまま、それでも信仰のシンボルとして扱われている。
……っていう設定は前からぼんやりあって、800四方のキャンパスを開いたときに、このサイズなら塔のスケールをがっつり表現できるな、って思って描いた。

探検日和
何となく、少年ってよく描くので固定でいくつかキャラ作っとくと良いかなぁと思った。どっかの港町のスラムに住んでる少年s。
上からバンダナがリーダー格のアレグ、右のパーカーがティノ、真ん中のとげとげ金髪がセイ、左下がリアン
年齢順だとアレグリアンセイティノ。身長はリアンアレグセイティノ
平日の昼間とかは街の近くの遺跡に遊びに行くのが楽しいぞっていう。
ティノ
茶髪に青いクリクリとした瞳。港湾都市リグリート随一の元気っ子。小型犬みたいにちょこちょこ走り回り、よく泣きよく笑う。
アレグ
明るい赤毛に茶色い瞳。黙っていれば整った顔立ちだが、いつも悪戯っ子っぽく目を輝かせている。明るくて調子の良いリーダー格。
セイ
くすんだ金髪に赤銅色の瞳。物静かで真面目な性格。それがぶっきらぼうな印象を与えることも。
リアン
明るい金髪に青い瞳。没落貴族の子どもでとてもおっとりとしているが、嫌味は感じさせない。割と良識派でアレグのストッパー。

黄昏の小景
ティノ初出。
小景っていうタイトルは正直恥ずかしいんだけど、ティノにとっての大事な風景という意味で。
彼らの住む港湾都市リグリートは河によって北岸の上流都市と南岸のスラム層に分断されていて、 飛行船は以前はティノ達の住むサウスに来てたんだけど、ノースが立派な停泊塔を作ったからノースにしか泊まらなくなった。
それでもティノは飛行船が楽しみで、毎日少し早く起きては(サウスは夜の街なので普通は日暮れに起きだす)、 川沿いの廃ビルに上ってノースに船が来てないか見るのが日課。
無駄に設定がこもってる、そんな絵。
飛行船
基本的に「ある高度」にしかいることが出来ないので平地に荷を降ろすにはパラシュートなどで落とすしかない(笑)ノース・リグリートは飛行船の高度と同じ高さの塔を作って、そこから物資や人員を行き来できるようにした。

慟哭   
これはキャラ像を明確にしようと紙に描いたラフの隣にいっぱいメモがある……
この一枚のために無駄に設定考えた。
南方の荒野に住む狩猟民族。竜神信仰。色素の薄い髪に浅黒い肌、金色の瞳が特徴。
顔の刺青は属する部族を表す。こいつは<爪の部族>の若い戦士で、きちゃないメモ書きによると名をゼルエンテという。
あんまり名残はないけど、クロクルの大人クロノとか、され竜のギギナあたりがモデル。
つーか2005年くらいまではすっごい紙上のラフに書き込んでたんだけど、どうしても絵板に落とし込むとき雰囲気変わっちゃうのが悲しくて、最近は殆どラフ描いてないです。
この絵も表情とか気迫が、ラフのほうが良くかけてると思う。
ゼルエンテ・クフラスフィールド
この民族は戦いから逃げることを良しとしないが、だからといってこいつは戦いが好きなわけではない。クフラスフィールドって何となく語感が良くてつけちゃったけど、民族イメージと合わないから何か理由となる設定を用意しないとなー;でも他民族との間の子にするともっとギギナっぽいしな(笑)

緑の霊園
万国共通のポピュラーな信仰があって、「世界」の人々は大抵そのもとに生活してるんだけど、 もちろんそれに属さないアウトローな人々もいるわけで。
そういう人たちのためにとある大森林の中に非公式な共同墓地が作られたけど、 そこでもやっぱり管理者は必要で、アズローという神官(右下)が送られてきて孤独に墓守やってるのです。
<名無しの>アズロー
白髪にダークブルーの瞳。マイペースで皮肉屋で、貧乏神に仕えてるといって憚らない自称生臭坊主。訳合ってファミリーネームを持たない。(この世界では血筋や所属を表す名前を持たないものを、世界とつながりが無いものとしてあまりよく思わない傾向がある。

無彩色の街
これは小学生くらいのときに友達と作った話(が自分の頭の中で原型がわからないくらいに膨らんだモノ)です。
魔法を暴走させて親友を殺した過去を持つ男というのがいて、これはその殺された親友の弟。
兄が殺されたその裏路地の街灯の下で復讐心をたぎらせる男の目には、世界は無彩色に見えるのだろうという絵。
ただその後話を考え直した際にこのへんの設定は全部変わったので、もう存在しない弟です。
最初友達と話してた設定は「主人公は濃い顔」とかいうよくわからない物語でした(笑

鳥飼   
絵から設定ができたもの。
鷹匠ってのがすごく格好よくて感動したので、ファンタジーだしそういう民族がいてもいいなぁと思った。
とりあえずカルカ(人:無愛想)とアカトキ(鳥)と名付けてみた。
基本装備は鷹匠に倣って分厚い手袋(エカケ)と、肩当て(流鏑馬の射小手みたいなイメージ)。実際の鷹は肩には乗らないだろうけど、肩に乗せるのがロマンではないかと……!
カルカ
黒髪黒瞳。東洋人っぽい?無愛想で滅多に表情を変えない。相棒のアカトキには家族のように接しているが、そのせいで鳥は道具であると考える人たちと対立することもあったり。

Lamp festa
エルフ:風と水の精霊を友とし、森に住む妖精族。外見は耳がとがってたりと一般のエルフイメージまんま。
この世界の人間にとっては月ってのは信仰の対象なんだけど、エルフはそこまで月を神聖視してないから、地上にたくさん明かりを灯して月を霞ませるっていう、そういう(人間にとっては)罰当たりなこともするとか……
そんな漠然とした設定。ほんとに漠然としてる。
こういう妖精族?をどう扱うかってのは設定がまだ詰まってない。