銀河英雄伝説DVD感想(本伝第一期、外伝第一期) |
2006.11.20 | ||
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■第21話 「ドーリア星域会戦、そして…」――こいつはいい、どちらを向いても敵ばかりだ 同盟サイド。バグダッシュの転向からドーリア星域での第11艦隊との艦隊戦、そしてスタジアムの虐殺。 ビッテン並みの猛将、グエン・バン・ヒューのアクセントが想像と違ってちょっと戸惑う。 スタジアムの虐殺…グリーンヒル大将もロクな同士に恵まれなかったなぁ。 三人の写真の入ったロケットペンダントとか、演出が悲しいです;;でもヤンのサングラス姿見たかった、笑 ムライさん「ユリアン君は友人を選んだほうが良いですな」…その台詞は三ヶ月ばかり遅かったな。by金銀妖瞳 ■第22話 「勇気と忠誠」――忠誠心ですか。美しいひびきの言葉です 帝国サイド。リッテンハイム候とキルヒアイス艦隊の会戦。 ルッツとワーレンが何となく似ている。ジンツァーの声が顔に似合わずねっとりしてる。 どうでもいいですが、門閥貴族側ってフレーゲルといい、キノコカット多いですね。 蒙昧にして臆病なる貴族どもよ、とハルトの苛烈な決戦状。おのれ孺子、よくも気にしていることを!爆 ■第23話 「黄金樹は倒れた」――生きられよ。生きて武人としての生をまっとうされよ 帝国サイド。ヴェスターラントの悲劇、門閥貴族たちの最後の出撃から帝国内戦終結まで。 なんかこの辺から作画変わったのかしら。みんな顔がツヤツヤしてて幼い。 敵の攻撃が早まったようですとのことで、原作よりはハルトの意思というかオベの独断っぽくなっています。 しかしそこでオベに責任を押し付けるような司令官ではないので、流れには大差なし。 出撃命令に怒って猛反対するファーレン、無言のメルカッツ、その後ろで熱く首肯してるシュナイダー。 結果メルカッツは亡命、フレーゲルも公爵も死んで帝国の混乱は収まったかのように思えますが… ■第24話 「誰がための勝利」――この国を、同盟の未来を頼む 同盟サイド。ヤン艦隊がアルテミスの首飾りをあっさり撃破してハイネセンへ。同盟の内乱の終結。 グリーンヒル大将も可哀相な人です。恐るべきはリンチか、彼を見出したオーベルシュタインか。 しかしなぜ救国軍事会議に同盟の未来を託されねばならんのか。原作には上のような台詞は無かったよ。 さりげなくマシュンゴが初登場してる。あとトリューニヒトと握手するヤンの嫌そうな顔といったら、笑。 ■第25話 「運命の前日」――お前はいったい、おれのなんだ? キルヒアイスのガイエスブルク帰還から、軋轢が生じたまま臨んだ祝賀会まで。ただし殆どは回想。 ナンバー2不用論はともかく、参謀長っていう位置付けからオベがナンバー2っぽく見えるよね。 ところでアンネローゼから送られてきた手紙?映像?ラジカセみたいなキュルキュル〜って巻き戻し音になごむ。 双璧のカード遊び。ポーカーフェイスのできないウォルフ。ロイの『疾風ウォルフ』の発音にゾクっとする、笑 式典の始まり。ファーレンが仲間になりたそうにこちらを見ています。仲間にしてあげますか?→はい そしてアンスバッハの入場、ハンドキャノンを取り出したところで次回に続く。 ■第26話 「さらば、遠き日」――光には影が付き従う。光が翳れば影もまた…… 運命の日。キルヒが倒れて沈むラインハルト、そしてローエングラム独裁体制の確立。 ハンドキャノンを構えるアンスバッハの前に誰も動くことが出来なかった……はずですが、ちゃんとハルトの前にオベが立ち塞がりました!オベかっけぇ! このへんはもう何も言うこと無いけど、とりあえずファーレンの「愚かな真似を…」という呟きが印象的。 なかなかはかどらない提督たちの作戦会議。オベの言葉で作戦が決まり駆け足退室する諸提督(笑) 「こわいのですか、姉君が」……こわいにきまってるじゃないですか! 怒涛のようにオーディンを制圧してロイからの通信。ロイにとってもこの通信が運命の分かれ道だよね。 墓前でペンダントの中の赤毛を眺めて。こっからはひたすらに覇者の道を進みます。 |
2006.11.12 | ||
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↑アムリッツァで調子に乗るビッテンフェルト。お堅い帝国軍におけるオアシス、笑。 ■第13話 「愁雨来たりなば…」――雨というのは消えた名もない星々の涙なのかもしれませんね 同盟の侵攻に対する帝国軍の布石で、ケスラーがほんのりほろ苦い話。 ウルリッヒ兄様……!?ケスラーって最後マリーカが出てくるまでずっとお堅い人だと思ってたから意外というか何と言うか。 しかしフィーアさんはともかく、幼い子供まで星に残すというのはエゴな気もしないでもない。 まぁ無理矢理オーディンに連れて行ったところで、どちらにせよエゴなのだろうけど。 ■第14話 「辺境の解放」――死ぬにはばかばかしすぎる戦いだ 同盟による帝国辺境の解放から暴動に至るまで。一人の少尉の苦悩。 ボロディン艦隊のヴァーリモント少尉なる人物が頑張ったりボロボロになったり恋したり……。 一人の少尉がちょっと頑張るだけであれだけ星が生き返るのなら、もっと帝国同盟が政策として大々的に開拓すればかなりの資源があるのでは。 あと「これではナポレオンの二の舞だ」とか、ヤンは何千年前の話を持ち出すんだ、笑。 ■第15話 「アムリッツァ星域会戦」――勝利の女神はお前らに下着をちらつかせているんだぞ! アムリッツァに至る艦隊戦。↑ビッテンの1、2を争う名台詞だと思いますが、笑。 何だかBGMの「新世界より」がすごく印象的だった。 この辺から終盤まで出張るような主要キャラが揃ってきて面白い。 速過ぎるウォルフ、元気なビッテン、優雅なメックリンガー……。 しかしヤン艦隊はありえないほど強いんですね。何で4倍の兵力のキルヒ相手に持ちこたえられんの。 ■第16話 「新たなる潮流」――お元気で、校長。 アムリッツァの終幕から同盟の政権交代や帝国のゴタゴタ。そしてちょっぴり地球教の登場。 シトレさんやキャゼルヌら、責任を取らされた面子を見送ったり。 アッテンの私服センスがおかしい。初登場な悪たれボリスがどことなくイワンに似てる。 いくらか改心してるミュッケンベルガーのもみあげは相変わらずスゴイ。 ■第17話 「嵐の前」――そのうえでなるべく無害な道具になれるといいね 捕虜交換式とか、ヤンがイゼルローンに戻ったりとかする話。 このへんはユリアンのイゼルローン日記の話も混ぜつつ。 初めて三次元チェスやってるの見た気がする。三次元チェスとか三次元クロスワードとか、一度やってみたいですね。 ■第18話 「リップシュタットの密約」 リップシュタット戦役の始まり。 ヒルダ初登場です。カッコいい!メルカッツは可哀相だしフェルナーはいやらしいし、笑。 ラインハルトとアンネローゼの家があり得ないくらい厳重な警備ですごい。キルヒは過保護だ。 ラストのナレーションの「ついに門閥貴族との戦いが勃発、それはある悲劇の始まりであった……」って悲劇ってアレですよね;;うわん。 ■第19話 「ヤン艦隊出動」――どうせならイゼルローンが嵐の中心になればいいのに 同盟内部で続々クーデターが起こる話。 ヤン艦隊初出動とあわせて、ヤン艦隊節も一杯でてきて楽しい。台詞の応酬が素敵過ぎる。 「キャゼルヌ先輩も家庭内では粗大ゴミ扱いのクチですね」って、自分は粗大ゴミだと自覚してるんですね?笑 あとコーネフが「ユリアン君」って言ってたけど、「ミンツ君」ではないのですか……。 雨の中、妻の墓前で独白するグリーンヒル大将が悲しい。 ■第20話 「流血の宇宙」――すっ飛んで逃げるね 帝国内、貴族連合との戦いの始まり。アルテナ会戦からレンテンベルクでの白兵戦まで。 理屈倒れのシュターデンとか、石器時代の勇者だとか、門閥貴族も二つ名では負けてない。 オフレッサーとシェーンコップではどっちが強いのかとかどうでも良いことを考えてたらあっさり終わってしまった。 それにしても帝国兵同士で白兵戦て、敵味方の区別ついてるんですかね? 相変わらずアンスバッハが苦労性です。 |
2006.10.16 | ||
■第9話「クロプシュトック事件」 クロプシュトック氏の復讐とキルヒが男爵夫人にからまれる(笑)話。 フレーゲルのいかにも小物そうないやらしさが良いですね。 あとアンスバッハも相当苦労人だと思います。 キルヒファンに殺されるかもしれないけど、アンスバッハ結構好きです。 ■第10話「ジェシカの戦い」――いいじゃないか、歴史は逃げないさ ヤンがテルヌーゼン市でジェシカと再会して、相変わらずほろ苦い話。 主戦派と握手したからって、殴りこんでくる反戦派もスゴイなぁ。どこが反戦派なの。 しかしジェシカが後々どうなるかと思うと、選挙で勝ったからって素直に喜べない。 ■第11話「女優退場」――まだ十分に美しい姿で待っているが良い、シュザンナ ベーネミュンデ侯爵夫人とフレーゲルが組んでごちゃごちゃと。 拉致られたアンネローゼをハルトに言わずに一人で助けに行くなんてずるいよジーク。 初めて双璧がまともに物語に関わってきた気がします。 キルヒとロイと並ぶと小さく見えるウォルフがかわいそうです(笑) ■第12話「帝国領侵攻」 帝国軍侵攻作戦の決定から作戦会議まで。 フォークもまた小物っぽくていやらしくて、フレーゲルと同じにおいを感じます(笑) しかし士官学校を主席卒業したなら、もうちょっとまともに作戦考えてもいいんでないの。 その年の卒業生はみんなダメダメだったのかしら。 |
2006.10.15 | ||
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↑アッテン、ラップ、ジェシカ、ヤン。士官学校の悪ガキども。 前回から大分間が開いた。 久々にレンタルショップのセールの日に行き当たったので、やっと本編を見る決意をしました。 ■第1話「永遠の夜の中で」 ――現実はもっと不愉快です! 取りあえずアスターテ会戦がはじまって、第4、6艦隊が壊滅する回。 なんか最初ってことなのか、いきなり色んな人が出てきて目が回って、思わず小説取り出してきて読みながら観る。 双璧とかエースまで出てくるんだ……これ、小説も読まずに観れば分からない人が出てきても流せるんだろうけど、下手に「あ、あの人かもしれない」と思うと気になる。 先に新たなる戦いの序曲を観てたから補完されてるとはいえ、ラップがあっという間に死んでしまいました; ■第2話「アスターテ会戦」 ――頭をかいてごまかすさ ヤンに指揮権が移って、頑張る回。 しかしアスターテの時点でもうアッテンがいるのが相変わらず不思議な感じ。 原作にいた幕僚はどうしたのー。 旗艦が被弾したとき、アッテンはすぐ治療してもらうのにヤンは一段落してから包帯巻いてもらってて、 司令官は大変だなーとか思った。 ■第3話「第十三艦隊誕生」 ――あなたはいま、どこにいます? 戦没者慰霊祭から憂国騎士団とのドンパチから第13艦隊誕生まで。 ジェシカとジェシカを見守るヤンが悲しい回。 ユリアンと猫が出てきました。ってか猫!デブ猫! 憂国騎士団って普通に危ないテロリストっぽい格好してるんですね。 ■第4話「帝国の残照」 ――ジークフリートなんて俗っぽい名前だ ハルトの元帥杖取得からオベとの出会い、アンネローゼとハルトとジークの回想とか。 オベの義眼光ってるよ……!! そしてキルヒと初対面のラインハルトの台詞は何度聞いてもスゴイです。キルヒの戸惑い具合がステキ(笑) なんか幼少時代の回想を見て、つくづくキルヒは苦労してきたなぁと思った。 ■第5話「カストロプ動乱」 ――甘い、と言いたそうですね キルヒアイスのカストロプ動乱鎮定。 カストロプさん達がギリシャ風なのがステキ。そしてベルゲングリューンがちょっと出張ってる。 あの、キルヒがどうやって首飾り壊したのか、よくわからなかったんですけど…… しかし、カストロプの皆様、いくら怒りが溜まってたとはいえ皆して当主を刺しすぎだ(笑) ■第6話「薔薇の騎士」 ――コーヒーは嫌いだから紅茶にしてくれたほうが良かった 第十三艦隊出動、フレデリカの登場とか薔薇の騎士とか。 原作には(多分)無い流れでシェーンコップと愉快な仲間達が登場。 必ずリンツとブルームハルトが後ろに控えているあたり、何だか水戸黄門みたいです。 その他ムライさんとかフィッシャーとかパトリチェフも初登場。あとボソボソ話すオベがいい感じ。 ところでイゼルローンのシュトックハウゼンとゼークトがそっくりです。 ■第7話「イゼルローン攻略!」 ――ああ、始まってしまった! イゼルローン攻略の回。連隊一の芸術家肌は演技もできます(笑) ローゼンリッターが出張る回は血なまぐさい……原作では無血開城だったのにー。 このころからヤン艦隊は無駄な艦隊運動ばかり上手かったんですね。 オベが相変わらずボソボソ喋ってたり、ブルームハルトが女性に愛想振りまいたりしてるうちに攻略成功。 初めて本気で怒るヤン、やっぱり実際に音声で聴くと良いです。 ■第8話「冷徹なる義眼」 ――二人で宇宙を手に入れるんだ ラインハルトがイゼルローンから戻ってきたオベを仲間にする話。 オベの口調は相当面白い。あと義眼光りすぎです。 それにしてもフリードリヒ4世も何考えてんのかもよくわからないよね。 |
2006.04.02 | ||
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↑ラインハルトとキルヒアイスの少年時代。 ずーっと観たいなぁと思っていながらあまりの多さになかなか手が出なかったのですが、とりあえず外伝を三本だけ借りてきてみたのでした。 ■外伝第一期「わが征くは星の大海」 レグニツァ上空遭遇戦から第4次ティアマト会戦。 ミュッケンベルガーに使われるラインハルトとミラクルなヤンの話。 ティアマト会戦のBGMがボレロっていうのがいいなぁ。 いや、BGMはクラシックってどうなんだろうと思ってたんですが、すごく良いですね。 結構戦闘の流れも変わってるのかな。原作では三人だけで陽動に出るとかあったっけ?さらにはブリュンヒルトにくっつくとは思わなかった。 ■外伝第一期「新たなる戦いの序曲」 第4次ティアマト会戦からアスターテまで。ヤンとラップとジェシカのもやもや。 とにかくラップが悲しいです。 ヤンが彼を性で呼んでたけど原作ではロベールって呼んでなかったっけ? なんでレーベル面がキャゼルヌなのかわからない。 ■外伝第一期「黄金の翼」――ルドルフに可能だったことが、おれに不可能だと思うか? 少佐時代、イゼルローンでラインハルトがいじめられる話。 これは絵が道原バージョンなんですね。キルヒが巻き毛じゃない。 正直原作の流れを殆ど忘れていたので上の台詞のシーンもうろ覚えだったりしますが。 幼い頃の金髪赤毛は可愛いなぁ。 |